今回は 弊社のミシン LU-2870-7 厚物用ミシンをご紹介致します
本革 厚物生地の縫製に使用します
このミシンの特徴は 100v電力とコンプレッサーを繋ぎ2つの動力にて動かします
抑えの跳ね上げをエアーで行います、 かかとで踏むと上がり もう一度強く踏むと自動糸切になります 股関節炎にならずにすみます
弊社メインの糸はキンバスパン#20になり #8までは縫えます 手ごたえではキンバスパン系より エースクラウンやビニモの方が手ごたえが良い感じがしますね 糸の強度の面からもエースクラウン ビニモをお勧めします
手元でできる操作で助かるのが ミシンのピッチを2種類ボタン一つで出来る 糸のテンションもボタン一つで強くできます いちいちジョグを回して調整しなくてすみます 弊社では帆布と本革にて使い分ける設定にしてあります 1台のミシンを共有した時にミスが減りますね
自分的には椅子製作にはとても相性の良い製品に感じます
親方の一言
本革を縫うのに心配が無くなりました
今回は アルスーパーH 260ミリになります
操作性 ★★★★★ パワー★★★★★ 軽さ ★★★★★
こちらは 厚手の帆布 特殊繊維の裁断に使用予定です
少々番外編に近い物になります この鋏の目的はアラミド繊維裁断用なので普通には使いませんが 屋外用クッション等の製作時には気に入って使っております
刃先は超硬質合金が使用されているそうです とにかく硬そうですね そしてギザ刃になっているので(厚手布地)裁断時にスルスル滑る感覚がなくなります 気持ちよく作業ができます
持ち手も軽くネジ部分はジョグタイプで常に調整可能です フォルムも含めハイテク鋏の様にも感じます 個人的には大変気に入っています
親方の一言
購入仕立てで詳細不明ですが 期待が膨らむ商品です もしかしてメンテナンスフリーかな?
番外編
こちらは職専別作 300ミリになります
現在廃盤品になり 中古しか出回っておりません(中古品購入には細心の注意を)
自分がこの業種につき 見習いの時からの付き合いになります ≒30年程度かな
無茶な使い方も結構しましたね
*レザーは何枚まで重ねて切れるかやってみた!
*刃先が気に入らないので削っちゃえ
*初めての鋏研ぎ!?(裏を削ってしまい大事故)
*親方にばれないように5.5ベニヤ切ってみた ~現場だからしょうがねえじゃん~
まだまだありますが今から考えるととんでもない事してましたね お恥ずかしい
今は反省し愛用しています 長年使っていると体の一部になったような気がしますし無いと落ち着きませんね
おそらく職人を引退するまでつかいつづける事でしょう どんな事があっても捨てたりはしませんね
親方の親方に一言
当時はゴメンナサイ